チェスと性欲(フロイト風味)

チェスで!彼氏に!負けた!

そりゃあ取ったり取られたり、どんぐりの背比べ的な腕前なわけだけれど、今まで引き分けはあっても負けたことはなかったのにー(ぽんだまーち君はたまにびっくりするような凡ミスをするのだ。あたしもするけど、頻度がちがう)。くやしいなー。


話は変わるのだけど、私は過去何度かある男友だちと「徹夜チェス」をしたことがある(私だって彼とは他にいろいろしたいことがあったような気がするけど、そのときはそういう流れになっていたのだ。他にも、一緒に知恵の輪をしたりお笑い芸人のビデオを見るはめになったりしたことがある。たぶんそういう巡りあわせなんだろう)。一人暮らしの私のワンルームマンションに彼が来る、という(あるいはその逆)パターンで、そうするとお互いにお互いの恋人に貞操の証を立てなければならないはめになる。私はここ数年来というもの「(男)友だちとは寝ない」「(女)友だちの男とは寝ない」を信条にしてきて、そこそこうまくいっているので、とりたてて貞操を証明する必要性があるとも思えないけど、でもそこはほら、慣習ですものね。それで、アリバイはなにかっていうと、チェスの棋譜です。一度なんかはステールメイト(引き分け)になるまでに百手近くかかった。こんなのぜったい、でっちあげられないし、できても自分で説明できないでしょ?


完璧なアリバイだと思うんだけどなー。なかなか信じてもらえないけど、みんな試してみればわかると思う。つまり、異性の友だちとチェスを打ってみるわけです。あのねえ、よほど実力差がない限り、ふつう、ゲームが終わるまで相手に手を出す気にはなれないと思うな、絶対。えっと、それは私に魅力がないとか、その逆とか、そういうわけではなくって…


ここまで書いて、なんだかひどく不名誉な告白をしてしまった気がする。なんでかな…。